2011年6月30日木曜日

「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」前半

今回は「われわれは・・・」の第1章から第6章をしました。
サブタイトルは「生物としての人間の歴史」ということで、遺伝子学の進歩と人間の歴史との関係がよくわかり面白かったです。

環境(社会)の変化が遺伝子にも大きく影響を与えていることが分かり、「われわれはどこへいくのか」ということも話題になりました。

脳の発達にも環境も含めた教育の大切さが、教育が遺伝子にも影響を与えているということもわかりました。

次回は第二部 第7章から最後までです。

ファシリテーター:そっちん    グラフィカー:かっつん

2011年6月23日木曜日

BRUTUS特別編集「合本・真似のできない仕事術」

今日は天気も良く少し暑い〝やわらか・・・〟日和でした。
テラスに吹き抜ける風は涼しかったです。さて、本当に真似がしにくい仕事術でしたが、それぞれ自分に共感できるような仕事術を語ってもらい、話ができました。

いろいろな仕事術がありますが、ものすごくクリエイティブな人たちの話だったのでとても個性が出ていて面白かったです。

これからの仕事の中で参考にできることや真似のできる良いところは、どんどん取り入れていきたいと思いました。

それとMAC使用率の高さにも クリエイティブな人はMACユーザーだということもよくわかりました。

ファシリテーター:やわらか岩石    グラフィカー:そっちん

読まれた方、ご意見ご感想の書き込みをお願いします。

2011年6月17日金曜日

われわれはどこから来たのか


帯刀益夫(おびなたますお)著「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」ハヤカワ新書

久しぶりに生物学の本です。タイトルは、〝人類の起源〟と遺伝子の話であることを語っています。そして、ヒトという存在は何であるか、生物学的な観点で述べられています。

後半では、ヒトの言語はどのように進化したのか、という重要なテーマについて議論されています。

2011年6月16日木曜日

サンデル教授の対話術 後半

今日は小雨の中でしたが、大学のナポレオン・カフェのテラスで「やわらか右脳ゼミ」の開催でした。
大学紹介のDVD撮影を受けました。仕上がりが気になります・・・。
さて、サンデル教授の対話術も後半となり、哲学の領域を外せなくなりました。
行き着くところは「道徳的ジレンマ」から考える「どう生きるか」「いかに生きるか」が問われています。

そのように考えていくことを広げ、よりよい民主主義を考えよう、つくろうという壮大な考えの中での対話的講義でもあることがよくわかりました。

仕事の中で日々子どもたちと一緒に考えていかないといけないことだとおもいます。

絶えず「より善く生きることとは?」ということを自問しつつ、時代の流れの中で自分を(人)を見失わないことにも通ずるのだとも思いました。
人としての永遠の課題です。

さすがサンデル教授! 奥が深い!!

そして良い本に巡り合わせていただいた たぬき猫 さんにも感謝です!!!

久しぶりに哲学的思考に耽ることができました。ありがとうございました。

ファシリテーター:かっつん   グラフィカー:つっちー

2011年6月9日木曜日

真似のできない仕事術


BRUTUS特別編集「合本・真似のできない仕事術」マガジンハウス

今回は、空港の書店で見つけたマガジンハウスムックの「合本・真似のできない仕事術」です。27人の仕事の流儀を学んでみましょう。安藤忠雄、糸井重里、スタジオジブリなどでの仕事や情報共有の考え方がグラフィカルに紹介されています。

興味深かったのは、安藤忠雄と糸井重里事務所の考え方が対照的だったことですね。安藤さんのところは昔気質のガンコ親父の事務所といった感じで所員の皆さんが黙々と仕事している姿が思い浮かびますが、糸井さんのところはゆるゆるなクリエイティビティ。みなさんは、どちらがお好き?

サンデル教授の対話術 前半

本日はナポレオンカフェでの〝やわらか〟でした。
前半として『第1部 サンデル教授、大いに語る』でした。
「正義」「対話」「徳」「善」「動機づけ」など教育に大切なキーワードが出てきました。
』と『』の心。そして、ドラッカーにも出てきましたが『真摯さ』がやはり教師としてのモデル(資質)であると思われました。

ファシリテーター:つっちー    グラフィカー:やわらか岩石

2011年6月2日木曜日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(後半)


先日、兵庫県立特別支援教育センタ−で行われた、
特別支援教育コーディネーター研修会でも話題の「もしドラ」後半です!
野球部のマネージャーであるみなみちゃんを中心に行われた
 ○人の強みを生かす
 ○責任を持たせる
 ○イノベーション(革新)
 ○社会貢献
 ○人事の問題
 ○真摯さ
について教育現場のさまざまな事例を織り交ぜながら、進行しました。

まとめに入り、「プロセス(過程)と結果(成果)」について
 ○教育現場では成果が見えにくい。
 ○成果を示す事で保護者も理解が進んだ。
 ○成果と認識されるまでタイムラグがある。
 ○成果が伴わないとき、無力感(今までの努力は無駄?)を感じる。
 ○何を成果とするかで状況は異なる。
 ○チームプレイと個人プレイ
など、多様な意見が展開!!

この直前に以下のことが、右脳先生から提示されました。
「夕紀ちゃんの『プロセスが大切』に対するみなみちゃんが話した『真摯さ』をどう思う?」
「『真摯さ』ってずばり何? それは『志』とどう違う?」
この辺りも、とても深い洞察を展開する布石となりました。

「もしドラ」は、特別支援教育、そして学校教育の現状に対して
多くのことを私たちに示唆してくれます。
6月公開の映画も見なくては!!

ファシリテーター:さおりん グラフィカー:えいちゃ