2011年6月16日木曜日

サンデル教授の対話術 後半

今日は小雨の中でしたが、大学のナポレオン・カフェのテラスで「やわらか右脳ゼミ」の開催でした。
大学紹介のDVD撮影を受けました。仕上がりが気になります・・・。
さて、サンデル教授の対話術も後半となり、哲学の領域を外せなくなりました。
行き着くところは「道徳的ジレンマ」から考える「どう生きるか」「いかに生きるか」が問われています。

そのように考えていくことを広げ、よりよい民主主義を考えよう、つくろうという壮大な考えの中での対話的講義でもあることがよくわかりました。

仕事の中で日々子どもたちと一緒に考えていかないといけないことだとおもいます。

絶えず「より善く生きることとは?」ということを自問しつつ、時代の流れの中で自分を(人)を見失わないことにも通ずるのだとも思いました。
人としての永遠の課題です。

さすがサンデル教授! 奥が深い!!

そして良い本に巡り合わせていただいた たぬき猫 さんにも感謝です!!!

久しぶりに哲学的思考に耽ることができました。ありがとうございました。

ファシリテーター:かっつん   グラフィカー:つっちー

4 件のコメント:

  1. 時代が共生やコミュニティを求めているかも、という話も興味深かったです。
    日本では東日本大震災のことも大きな契機になっていますよね。
    「善き生」とは? 自分にとって「哲学」とは?
    20数年前、大学生だった頃、受験競争を終えて一番ほうけていたので、
    教養学科(それ以外の授業もですが・・・)はいい加減に受講していたように思います。
    社会経験(と言っても一般企業に就職していませんが)をした上で哲学を考えることは、本当に自分自身にとって永遠のテーマだと思います。
    みなさんのいろんなお話を聞けて、本当に楽しいひとときでした。
    ありがとうございました。

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  2. おはようございます

    そうですね

    実際、哲学など教養の大切さは、仕事を数年経験してから実感できるものだと思いますね。

    大学時代は、その基盤を作る意味で、教養教育が大切なのだと考えます。

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  3. そういえば、やわらか岩石さんが実は哲学青年だったことは、新たな発見でしたね!

    現代社会では、どうしても「より善く生きていくための知恵」を身につけていかないといけなくなっています。そして、知恵を持っていないのなら、それを自覚して謙虚な姿勢でいることも大切ですねえ。福一の事故を見てしまうと、つくづく感じます。

    それから皆さん、〝良き市民〟を育てるということについてはいかがでしょう。

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  4. 大学1年時の教養で哲学と出会い、1年ぐらいは大学の図書館で読みやすい本を借りて読んでいました。理学部だったので自然科学から哲学の面白さを感じたように記憶しています。
    どんな本をどのくらい読んだか二十数年前のことなので覚えていませんが・・・。

    やはり道徳の授業で「より善く生きるとは?」という視点をもって道徳教材と向き合い、子どもと一緒に考えていく姿勢で〝良き市民〟が育っていくような気がします。

    何より授業者が〝良き市民〟でないと始まりませんが・・・。
    これも課題だと思います。

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