2011年9月30日金曜日

ご機嫌な職場

たぬき猫も〝気ままに一冊〟ということで、これぞ!という本を紹介していきます。

やわらかゼミで取り上げるかも、という本から、やわらかゼミではとりあげないかなという感じのハウツー的なものまで。

まずは、ぷんくまさん向けに、

酒井穣著「ごきげんな職場」東洋経済新聞社

です。


もともとは、買収した会社と本体の社員の融和を促進するために書いた本だそうです。

簡単に言えば職場コミュニティの作り方に関する内容です。どうでしょう、ぷんくまさん。

ポジティブ心理学とか、やわらかゼミで馴染みのある言葉も出てきます。

さらにですね、クリス・アージスとドナルド・ショーンによって提唱されたダブルループ学習が紹介されています。

問題解決にあたって、理論の適用レベルのシングルループ学習に比べて、ダブルループ学習は、背景のより深い理解に基づいて行動のフレームそのものを変更するような学習です。〝気づき〟ですね。これは、ある意味、やわらかゼミにの目指すところです。


適切な画像サイズで

業務連絡ですが、画像サイズ大きくなると画面のスクロールが重くなるようです。

サイズは、800X600くらいでお願いします。

2011年9月29日木曜日

「兎の眼」を読み終えて

 今回「兎の眼」を、小谷先生を中心に読み進めてみました。小谷先生が変わっていった背景にある子どもたちや同僚の先生、保護者との関わり、事件などを出し合っていきました。その中で、変わった部分もあるし、本来持っていたよさが、表面に出てくるようになったのでは?と言う意見や、一つの出来事や特定の人物との関わりだけでなく、すべてが関係し合って小谷先生の成長につながったなどの考えにまとまっていきました。
 学校現場の話題では、集団と個への対応の難しさ、職員間や保護者との連携についてなども出てきました。また、小谷先生が子どもの背景をしっかり見ていくことの大切さに気づき、子どもを信じた対応をしていく様子なども話題に上がりました。
 現場での生活が始まる前に、やわらかメンバーのみなさんの視点を頂きながら読み返すことができてよかったです。以前読んだときよりも、もっと自分に近づけて読むことができました。現場から離れて考えていると、そこに戻れるのかなという不安ばかり大きくなる気がしますが、できることから一つずつやっていこうと考えることができたように思います。
 半年間、お世話になりました。ありがとうございました!

2011年9月28日水曜日

やわらか右脳企画「右脳祭り」その②

あの木村さんの「奇跡のリンゴ」で作られた冷製リンゴスープです。
クリーミーで深い味

以前,木村さんのリンゴジュースでいただいたのと同じで濃くてキレ味抜群でした。

木村さんの「奇跡のリンゴ」を読んでからいただくと本当に味わい深いものです。

木村さんのリンゴへのこだわりと想い,生き方は本当に学びになります。

この本は3年前に私の剣道の師匠から頂いた本です。

やわらか右脳企画「右脳祭り」その①


昨年度の「やわらか右脳ゼミ」の実習として
ホテルオークラ内の「久兵衛」に行ってきました。

もう一度「銀座久兵衛こだわりの流儀」-最高のネタと最高のおもてなし- を読もうと思いました。

あのエビとアワビの食感が忘れられません。

僕が大人になったら

佐渡裕 著 PHP文庫

若いときから、オーケストラの指揮者が、各楽器の特性を上手に生かしたハーモニーをつくるように、学級でそれぞれの子どもたちの特性をいかしたハーモニーをつくりたいものだなあと思っていました。そこで、この機会に最近気になっていた佐渡裕さんの本を読んでみたいと思いました。

若い人たちの育成にも力を注いでおられる方です。by そっちん♪

2011年9月27日火曜日

久々の読書

学会の行き帰りの新幹線で久々に本を読みました。

「働かないアリに意義がある」(長谷川英祐著、メディアファクトリー新書)

進化生物学者の著者がご自身の研究を非常に分かりやすく解説されています。
働き物の代名詞である「アリ」の中には全く働かないアリが存在しているということです。
そのようなコロニーを構成している方が、そのコロニーの寿命が長いというものでした。

内容もさることながら、著者の長谷川氏の研究に対する真摯な姿勢が非常に私には共感を生みました。目の前にあるアリの世界を丁寧に見ていくことで、いろいろと我々に示唆を与えてくれているように感じました。

うーん。おもしろい。  にじはん

2011年9月15日木曜日

兎の眼

灰谷健次郎 著 「兎の眼」 角川文庫

 今回は、大学院生シリーズ第2弾さおりんからのおすすめ『兎の眼』です。
 教師の仕事にあれこれ悩んでいるときに、出会いました。「やっぱり子どもが好きだなあ、もう少しがんばってみよう」という、元気をもらった本です。もうすぐ現場に戻るので、改めて読み直したいと考えて選びました。

「ホワイトウルフの教え」を読み終えて

「ホワイトウルフの教え」は、読み手のみなさんのいろいろな人生経験を共有し、新たなその人の発見することができた時間となりました。
○人とのかかわりの中で自分に気づき、学び、悟ること
○「やさしさ」「やりたいこととやるべきことのバランス」等々(本文から)
○人によって捉え方がちがうことと相手を理解しようとすること

脳との関係では、『ミラーミューロン』の働きについてうのっぷる博士からの説明もあり、
教育的な含蓄についてもフォローしていただきました。
みなさん、本当に半年間お世話になりました。
ありがとうございました。

2011年9月11日日曜日

ホワイトウルフの教え

ホワイトウルフ 著 葉 祥明 編「ホワイトウルフの教え」 ハート出版

今回から「大学院生の選書シリーズ」です。右脳ゼミも新たな境地に入りました。第一弾は
えいちゃのおすすめ「ホワイトウルフの教え」です。2ヶ月間入院をしていたときに友人が持ってきてくれたもので、その当時は病気と向き合う力を与えてくれた本でした。今回はこの本を通して「コーディネーターとしての自分」を見つめることができたら、と思います。