2011年9月29日木曜日

「兎の眼」を読み終えて

 今回「兎の眼」を、小谷先生を中心に読み進めてみました。小谷先生が変わっていった背景にある子どもたちや同僚の先生、保護者との関わり、事件などを出し合っていきました。その中で、変わった部分もあるし、本来持っていたよさが、表面に出てくるようになったのでは?と言う意見や、一つの出来事や特定の人物との関わりだけでなく、すべてが関係し合って小谷先生の成長につながったなどの考えにまとまっていきました。
 学校現場の話題では、集団と個への対応の難しさ、職員間や保護者との連携についてなども出てきました。また、小谷先生が子どもの背景をしっかり見ていくことの大切さに気づき、子どもを信じた対応をしていく様子なども話題に上がりました。
 現場での生活が始まる前に、やわらかメンバーのみなさんの視点を頂きながら読み返すことができてよかったです。以前読んだときよりも、もっと自分に近づけて読むことができました。現場から離れて考えていると、そこに戻れるのかなという不安ばかり大きくなる気がしますが、できることから一つずつやっていこうと考えることができたように思います。
 半年間、お世話になりました。ありがとうございました!

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