
10月20日の課題図書です(予定)。
大森惠子 「高校生が読んでいる『武士道』」 角川書店(角川グループパブリッシング)
アメリカで1899年に出版された英文の“Bushido,The Soul of Japan”を高校生が読んでも分かりやすいように現代訳を行い,原意を損なわないように解説を書き加えた「武士道」の解説本です。
実際に高校生が読み読書感想文集を刊行しています。また,そこの高校の先生は高校生に限らず,中学生にも十分意味と価値を持つ本であるという感想をもたれています。
ご存知かもしれませんが,英文著者である新渡戸稲造は国際連盟事務次長を7年間務め妻はアメリカ人だったという国際人でした。
この英文の本はアメリカやヨーロッパでベストセラーになり,西洋人にこれまで知られていなかった日本への理解を深めたと言われる本です(日本語訳本は1938年に岩波文庫から出版されています)。
当時は日本人よりも西洋人によく読まれていた日本人についての本だったのですね。
剣道部の副顧問だったこともある
返信削除ちにたです。
「武士道」は中学生剣士たちと
一緒に課題図書として読んでいました。
思春期にある彼らが話す
「道」「守」「破」「離」
のとらえが、私のそれと違っているように
感じて新鮮だったことを思い出します。
みなさんの「武士道」の議論の足跡、
拝見するのを楽しみにしております。
ちにた さま
返信削除「武士道」を課題図書とはいいですね。
私も「図解雑学 武士道」という本を何気なく武道場の本棚に置いていました。
剣道・弓道・柔道といろいろやってきましたが,技術だけでなくやはり精神面の重要性を学ぶ機会が多かったです。
高段者(人生経験んが豊富)になればなるほど,勝ち負け(技術)にこだわらず,もっともっと高い目的や目標のために鍛錬するという感じになっていきますね。
私は,まだまだ修行が足りませぬが・・・
議事録のアップを楽しみにしてください。