2010年6月2日水曜日

共感の時代へ

フランス・ドゥ・ヴァール著「共感の時代へ 動物行動学が教えてくれること」紀伊国屋書店

他者の振る舞いを理解していくうえで、共感ができるということは実はとても大切なことです。

著者は、霊長類の行動を研究してきましたが、そのなかにヒトで見られる共感の芽生えを見いだしています。

また、著者はヒトに見られるさまざまなコミュニケーションが類人猿など動物の行動から理解できると考えています。

類人猿が示す行動の仕組みの上に、ヒトになって初めて獲得した社会的な行動メカニズムが階層的に配置されていると考えるのは妥当なことでしょう。

追記ですが、この本のなかでは、チンパンジーが他の個体へいかに多くの思いやりを示すかが述べられていて、驚かされました。

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