来月は、外国出張で1週間ほどパリに行く予定になっているのですが、このため日々の業務スケジュールが非常にきつくなっているトホホなたぬき猫です。
ですが、せっかく花の都パリに行くのですから、どのホテルに泊まろうかと考えるのを楽しみしようかと。オペラ座バレエは現代ものみたいなのでパスでしょうか。
ご存じのようにパリのホテルのレートはとても高いんです。これには、付加価値税が入ってくるのも大きいのですが。ですが、現在、ユーロに対して円高なので大変お得感はあります。
それにしても、パリのホテルは狭くて高いんですね。
パークハイアットパリヴァンドームのように、しっかりとリノベーションされていると快適です。このホテルの評判がとても高いのもうなずけます。
が、せっかくのパリですから、系列ホテルではなくて、フランスの伝統を感じるちょっと古風なホテルに泊まってみたい気もします。
ここで、面白くて先ほど一気に読んでしまった本をご紹介しましょう。
パークハイアット東京の総支配人を務めて、ペニンシュラ東京の開業を指揮したマルコム・トンプソン氏が書いた「日本が教えてくれるホスピタリティの神髄」(祥伝社)です。
感心したのは、日本文化への造詣が深く、日本人気質をスーパーポジティブに評価してくれてることでした。表題のように、日本からホスピタリティの精神を学ぶことができるんですよ、と述べられています。日本のホスピタリティの背景にあるものと言えば、そう〝おもてなし〟の精神ですね。おすすめの一冊です。
誕生日や結婚記念日にホテルを利用すると、ケーキのプレゼントや部屋のアップグレードをしてくれたりしますが、これは原則的に事前申告制です(顧客情報として蓄積されている場合もあります)。このようなサービスを受けようとすれば、ホテルを上手に利用するための基本主張スキルが必要だということです。
一方、おもてなしの心の真髄は、ホスピタリティを提供する側の配慮のスキルにあります。名旅館の女将は、顧客のニーズを察していくこと、客人の求めることの先を読む達人です。
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