2011年6月30日木曜日

「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」前半

今回は「われわれは・・・」の第1章から第6章をしました。
サブタイトルは「生物としての人間の歴史」ということで、遺伝子学の進歩と人間の歴史との関係がよくわかり面白かったです。

環境(社会)の変化が遺伝子にも大きく影響を与えていることが分かり、「われわれはどこへいくのか」ということも話題になりました。

脳の発達にも環境も含めた教育の大切さが、教育が遺伝子にも影響を与えているということもわかりました。

次回は第二部 第7章から最後までです。

ファシリテーター:そっちん    グラフィカー:かっつん

3 件のコメント:

  1. 今日は途中で失礼しました。

    突然変異の話、自閉症の人の数、右利き&左利き、
    二足歩行で手を使う&脳の発達etc.etc.

    化石からDNAを解析して、出アフリカ以降の経路をたどることができたり、
    その結果人種はないんだ!という話が出たり、
    マラリアによる淘汰などなど興味深い話満載です。

    個人的にはやはり、進化の過程で優勢種が正の選択を受けてきたとしたならば
    障害って?ということについて掘り下げてみたいなあと思っています。

    後半の「何者なのか」そして「どこへいくのか」でその辺りに着地できるのでしょうか。

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  2. 前半部分は、遺伝子と進化についての教科書的説明が多かったので、読むのが大変だろうと思っていたのですが、予想よりも楽しんでいただけたようですね。

    ホモ・サピエンスという名前が表しているように、人間が知恵を持ち、その産物を蓄積していくと、結果として、それが人間が生活する環境を激変させてしまうことになります。

    そうすると、その新しい環境に適応できる遺伝子をもった個体が生き延びやすくなるわけなので、人間の知恵そのものが、生物としての人間の行く末を決めてしまうことになっているのですねえ。

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  3. 今日、ディスレクシア学会in米子に参加しました。
    専門的な内容過ぎて頭がクルクルしてましたが、
    器質的には変容しない部分と
    学習することを見越して変革する部位があるようなことを話されていました。
    その辺りも進化の過程で獲得したのかもれませんね。
    また、言葉を獲得することで本来相貌認知を司る部位が言語に使われることで
    極論として早期語学の獲得は表情を読み取れなくなる子どもを作る(笑)という話で笑いもありました。(^_^;)

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