2012年1月26日木曜日

リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣


 高野登著「リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣」日本実業出版社

 次の課題図書のテーマは、おもてなしの心です。良いホテルは、お客さんへのサービスを考えた時、何気ないコミュニケーションのなかから、お客さんのして欲しいことを察知する技をもっています。これが、顧客の満足度を高めていく要となっているわけです。

 シェラトン、ヒルトンやハイアットといったホテルは、利用に応じたポイントをためることで無料宿泊ができる会員制度があります。リッツカールトンやフォーシーズンズなどラグジュアリー系のホテルは、基本的にこのようなポイントシステムを採用していません。

 それは、顧客の満足度は、何よりそれぞれの顧客のパーソナルなニーズを満たすことによって得られるという信念に基づいてサービスをしているからなのでしょう。

遺伝子・脳・言語 -堀田凱樹・酒井邦嘉 著-  前編(序~第3回)

今回は科学的な内容の〝やわらか〟でした。
堀田先生が様々な研究の内容を分かりやすく解説し,参加者からの質問にも分かりやすく答え,「なるほどー」という感じでした。

分からないところは たぬき猫 さんからの解説もあり,それぞれの体験を通した話で盛り上がりました。

脳を中心に環境と遺伝子,言語と脳,手話と脳という関係を明らかにしていく内容でした。

「普遍性と多様化」「複雑なものを複雑なまま理解する」などが印象的でした。

ファシリテーター:やわらか岩石     グラフィカー:かっつん


次回は 第4回から です。

2012年1月16日月曜日

ミンツバーグ教授のマネジャーの学校-成長を可能にする新しいプログラム- 後編

2012年最初の、やわらかゼミでした。
前回に引き続き、「「ミンツバーグ教授のマネジャーの学校」でした。
愚痴会で終わらせないためにも、それぞれの当事者意識を芽生えさせることが必要であり、そのためには自分自身の振り返りが必要であるということが出ました。

また、職場には何よりもこのような話ができる場を作ることが必要だということ、そして人の話からではなく、自分の経験から振り返り、自分自身の努力を通じて学ぶことが重要であるということが話し合いでも出てきて、改めて自分たちを見直す機会になったのではないでしょうか。

ファシリテーター:つっちー    グラフィカー:そっちん

2012年1月12日木曜日

遺伝子・脳・言語


 堀田凱樹・酒井邦嘉著「遺伝子・脳・言語 サイエンスカフェの愉しみ」中公新書

 新たな年が明けての第一冊目は、ひさびさに生物学系統の本を取り上げてみました。
 
 遺伝子研究がご専門の堀田氏と言語の脳科学を専門とする酒井氏との対談を中心に構成された書籍です。サイエンスカフェと副題にあるように、研究者ではない一般の方との対話も取り入れて編集してあります。

 扱われているテーマは、今をときめく脳、遺伝子と言葉、手話、双子、コンピューター、「分かる」ことと多岐に及んでいますので、サイエンスの醍醐味をこの一冊で楽しんでいただけるものと思います。