2012年6月18日月曜日

日本の文脈


日本の文脈 第2回


前回に続いて、第1章「これからの日本に必要なもの」を読んでいきました。
第1回目では、次々と進展する2人の対談のため、
彼らが日本人に伝えたかったメッセージが解明されなかったのですが、
今日は、1章中のそれぞれ分かれている話を細かく見ていくと、
少しメッセージが伝わってきました。

人は、原始からずっと、交換したいという要求を持っている。
その交換は、等価であると満足しないことがある。
資本主義経済は、労働に等価の報酬を用意したが、
人を本当に動かすのは、心が動いたときである。

それは、「贈与」

「贈与しよう」
未来に本当に必要なものを集めて
「ブリコラージュしよう」

そんなメッセージが見えてきました。
遅々とした歩みですが、次回は、
第2章「教育も農業も贈与である」です。
彼らの考える「贈与」が見えてきそうです。 

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